はんだづけカフェっていうのがあるらしい。ということはわかったが、どう利用するの?ということもあるかと思います。
別になんのしきたりもあるわけではないのですが、一般的に入り口から入ってカフェを利用するパターンを書いておきますね。
1. 入り口を見つける。
はんだづけカフェのあるアーツ千代田3331がどこから入っていいかわからない、という方は意外と多いようです。
3331の目の前は錬成公園です。
この公園をえいっ!と突っ切って下さい。(芝生の上も通れます。)大きな茶色のウッドデッキに上がる階段があります。
パッと見た目、ガラス張りなので入り口はわかりづらいですが、自動ドアがあります。
ドアを入って案内の女性スタッフの笑顔を受けながら、
右に曲がり、階段を3階まで上ります。
階段を上りきって、左手1つ目に見えるテナントがはんだづけカフェです。
(2011年5月頭に引っ越して、以前とは場所が変わりました!)
(2011年5月頭に引っ越して、以前とは場所が変わりました!)
2. 記帳して会員証を受け取る。
はんだづけカフェにお越しいただいたお客様には、記帳をお願いしています。お名前は本名でもいいですし、SNS(Twitterとか)などのアカウントでも構いませんよ!ある程度ご本人様が特定できれば大丈夫です。
それから、お約束カード(会員証)をお渡ししています。カードの裏面には、5つのお約束が書いてあります。このお約束に同意していただき、表面に署名していただきます。こちらもSNS(Twitterとか)などのアカウントでも構いません。ただし、こちらは首から下げるので読める名前でお願いします^^;
このカードをお持ちになることで、はんだづけカフェの設備が無料でご利用いただけます。
このカードをパスケースに入れて、首からぶら下げてください。これがカフェ利用条件となります。また、カフェの利用証としてだけでなく、お客様同士会話するきっかけにもなりますよ!
3. はんだづけカフェの中を眺めてみる。
説明するほどのものもないのですが、どんな雰囲気か、どんなものが置いてあるか、どんな人達がいるか、を眺めてみて下さい。学校の部室のような感じだ、という感想をよくいただいています。
現在、工具はすべて無料でお貸し出ししています。工具には3種類のシールのうちいずれかが張ってあり、それぞれお貸出し条件が異なっていますので、まずはシールをご確認ください。
- 緑のシール - 特に断りなく自由にお使いいただけます。
- 黄のシール - お使いになる前に店員に一声おかけください。使用には知識が必要なものに張られていることが多いのですが、自分で動かせることがお貸出し条件となります。
- 赤のシール - 修理中のものや店員にも使い方が良く分かっていないものに張られています。お貸出しできる場合もありますが、使用方法等は完全にお任せです。その場で相談されてお貸出しできる場合もありますが、確実なのは事前にご連絡いただくことです。
ステーション型はんだごて(鉛フリー用の設定にしてあるので、鉛ありのハンダを使いたい!という方は一声おかけください)
工具(ニッパー、ラジオペンチ、六角レンチ、ワイヤストリッパ、ドライバ、精密ドライバ、ピンセット、ホットボンドなどなど)
リワーカー(表面実装部品の取り外しに使います)
PC版USBオシロスコープ(使っているノートPCが古いので高速サンプリングは出来ないかも)
デジカメ - RICOH CX2(撮った写真は自動ではんだづけカフェのホームページへアップロードされます。作ってるものが完成したらみんなに公開してみませんか?)
Craft ROBO(データを読み込ませるとその通りに型を切り出してくれます。ただ、現状データの作成環境が整ってないため、データはご自分で持参していただく形になります)
Cupcake CNC(3Dプリンタです。ただ店員も使い方を熟知していないため、知識がある人にのみお貸出しています)(現状、破損している箇所があるため修理中です……)
レンズ・基板押さえ
実体顕微鏡(@OkibiWorksLabさん、@rundog34さんご提供)
はんだづけ解説DVD+DVDプレーヤー(はんだづけ初心者でも安心!基本編と鉛フリー編があります。DVDプレーヤーもあるので手ぶらで来ても大丈夫)
ショップカード(ご自由にお取り下さい)
パイン飴(お茶は出ませんが、飴は出ます。稀に違うものも入っていたり……ご自由にお食べ下さい)
4. はんだごてや工具を借りて、持参したものを作ってみる。
机についたら、実際にお持ちになった工作ものを作ってみましょう。緑のシールが張ってある工具はご自由に、黄のシールの道具は店員に言ってもらえれば大丈夫です。
5. 周りの人と話してみる。
せっかくなので、周りの人に話しかけてみてはいかがでしょう?ギークな方もいらっしゃいますので、初心者の方は色々相談に乗ってくれるかも知れません。また、同じ楽しみを持つ仲間が増えますよ。名刺交換をされている方もいるようです。
ちなみに、入退出時以外はお客様は放置プレイです。(^^)
6. 本を読んでみる。
はんだづけカフェには、電子工作系の雑誌や本もそれなりに置いてあります。工作をしにくるだけでなく、電子工作の知識を増やしに本で勉強してみるのもいいかも知れませんね。無線LANもあるので、お仕事をしに来られる方もいる様です。
7. お帰りの際には。
記帳表に退出時間を書いていただいた後、パスケースをお返しください。お約束カードは次回お越しになるときにお持ち下さい。この次来る時は、新しくできた仲間との交流も楽しみになっていると思います。
あ、それから、ご意見帳というのを用意しています。なんでもいいですけど、何かはんだづけカフェで思ったことを書いていっていただけたら、とてもうれしいです。
8. おうちに帰ったら。
はんだづけカフェは、24時間Ustreamでカフェの様子を流しています(音声はカフェ営業時間のみ)。カフェに行かない日でも、カフェの雰囲気を楽しむことが出来ます。Ustreamチャットやtwitterで遠隔参加される方もいらっしゃいますね。
こんな感じでゆる〜くはんだづけカフェの空間を楽しんでいってみて下さい。